冊子「播州高砂船頭(町)徳兵衛渡天物語」の発刊について、神戸新聞朝刊(平成27年2月24日)にて掲載されたこと、お知らせ致します。
昨年12月に実施された、兵庫大学エクステンションカレッジ「
古文書グループ「神戸月影会」さまとの数年に及ぶ交流の成果です。
なお、新聞記事の「インドに渡航した」等の表現はきっと記者さん独自の読者サービスですね。
また徳兵衛は船頭ではなく、高砂船頭町に住んでいた、と解するのが正しい表題の写本です。 同系統の別写本には「船頭町」と明確に書いてありますので、おそらくは高砂船頭町の存在を知ることができない第三者の筆写による「脱字」と考えられます。
今回の冊子本は、「実像解明へ」とする当研究会の研究趣旨も掲載していたきましたが、先ずは「徳兵衛の渡海物語」研究の「第一弾」として公開しておりますこと、ご理解お願いします。
一応翻刻の体裁を採っておりますが、徳兵衛研究の新しい成果も諸々盛り込まれています。
今後も、既に発表された新しい研究成果に基づいて、順次わかりやすく公開していく予定です。